詩人・杉本真維子さん(ふじみ野市在住)の第31回萩原朔太郎賞受賞作を中心とした展覧会がふじみ野ステラ・ウェストギャラリーで2024年12/12(木)から12/25(水)まで開催されます。関連イベントとして【特別講演】 「石原吉郎とふじみ野市」を開催します。
[講演・司会]
講演:郷原宏 司会:杉本真維子
[内容] 石原吉郎は昭和35年(1960)秋、45歳で埼玉県入間郡福岡村(現在のふじみ野市)に都内から移住、昭和51年(1976)12月、61歳で亡くなるまでここに住みました。この間、第一詩集『サンチョ・パンサの帰郷』をはじめ5冊の詩集を刊行し、『望郷と海』に代表される一連のシベリア・エッセイを執筆しています。終の棲家となった「ふじみ野の時代」に焦点をあてながら、特異な思想詩人、石原吉郎の詩と生涯を振り返ります。
日時:2024年12月14日(土)16:00~17:30
場所:ふじみ野ステラ・ウェスト
多目的ルーム
定員:40名 ※事前予約
料金:500円
申込方法:窓口か電話で申し込み(先着順)
[申込・問合せ]
ふじみ野ステラ・ウェスト TEL 049-261-0648
[主催・協力]
主催:杉本真維子
協力:ふじみ野市立文化施設指定管理者 日本環境マネジメント株式会社
1973年、長野県生まれ。長男で自由人の父と、秋田県の旧家出身の母の一人娘として育つ。5歳のときに元軍人の祖父、高等女学校を出て飲食店を経営する祖母、華道家元池坊准教授(当時)の叔母と同居する。物心ついたときから祖母、叔母、母たちによる雅楽の合奏を眺め、古き日本の匂いのなかで過ごす。 学習院大学文学部哲学科卒。2002年第40回現代詩手帖賞受賞。第1詩集『点火期』(2003年)、第2詩集『袖口の動物』(2007年、第58回H氏賞・第13回信毎選賞受賞)、第3詩集『裾花』(2014年、第45回高見順賞受賞)、散文集『三日間の石』(2020年)などを刊行。詩集『裾花』は中国語に訳され、台湾でも刊行されている(2020年、蔡雨杉訳)。2023年、第4詩集『皆神山』で第31回萩原朔太郎賞を受賞。2008年より宇都宮アート&スポーツ専門学校文芸創作科で現代詩研究を指導。現在、日本現代詩人会副理事長。詩や小説の批評も多数寄稿。最新刊に『現代詩文庫253 杉本真維子詩集』(2024年)。
ふじみ野ステラ・ウェスト TEL 049-261-0648